ごあいさつ
私は、自らの子育て経験から「子ども」であることの素晴らしさ、子どもの権利、子ども文化について深く考えて参りました。そのとき絶対に除外できないのは、父親、母親、そして地域の「幸せ」です。子育てをする方が感じる見えない境界のようなものが、少なくとも「高い壁」ではなくなってほしいと願い、教室をはじめとした活動をして参りました。
社会が自ら激変することはありません。まず必要なのは、個人個人が社会システムに依存せず、「主体的」に暮らしを営むようになること。そして、その営みが「新しい私たちの社会」となるように子どもたちと保護者が自ら学び取ること。さらに、その変革に挑戦しようという意志を持った市民を増やしていくことが必要不可欠だと考えています。
近々やってくる新しい生活様式や、AIによる新業種の出現の中で、心地良いと感じられるのはどのような生活でしょう。それを実現するためには……?誰もが問い、対話できる機会を更に多く持ちたいと考えています。
栗林大空(Jiyuu Kuribayashi)