レッジョエミリアアプローチの課題

2018年05月02日

前のブログに掲載した通り、「レッジョエミリア」というのは町の名称です。

町ぐるみの教育アプローチなのです。

その町、その国には昔から根付いた風習・文化があります。

教育アプローチが生まれた経緯もあります。

それら全てがすべての国や町にそのまま適応することはできません。

ここがレッジョエミリアアプローチの難しい所です。

また、魅力的な取り組みが多くあることも、レッジョエミリアアプローチの素晴らしい点ですが、逆に言えば「レッジョのこれが特徴!」と考えるところが十人十色となります。

保育者や教育者がレッジョの取り組みを真似をしたいと考え、仲間を集めても、モンテッソーリのような教育メソッドとは違う分それぞれの考え方や尊重すべき点などが多岐にわたります。

そこを統合することはとても大変な作業だと考えられます。

そして、一緒に勤務する保育者の事を十分に理解できないままですと、子どもへの接し方に差が出てしまい、ちぐはぐな保育になりかねません。

一緒に勤務する保育者の考えや知識をよく理解する。

子どもに対して何を大切にしたいか話し合う。

また、子ども達へのアプローチも保育者の熱意や創意工夫なしでは語れず、多岐に渡る能力が求められます。

保育以外での経験も豊富な質の高い保育者の養成が最大の課題と考えられます。

レッジョエミリアの教育的な取り組みはアメリカの多くの有名企業でも取り入れられ、企業内保育園などでも「レッジョエミリアアプローチ」が導入されています。

それはたいへん結構なことですが、では日本でこのアプローチを取り入れる場合、何が出来るでしょう。

日本の文化を守る。新しい日本文化を創造する。言葉を知る。日本の素材を探求する

。日本の持つコミュニティーの力と意味。

など。

子ども達が対峙できるテーマでしょうか?

できます。

しかしながら熱意のある保育者が集まらなければ成り立ちません。