子どもへのアプローチの仕方と園選び

2018年06月15日

モンテッソーリメソッドの中には数の概念を知るために作られたビーズの教具があります。

小さなビーズを1つ1つ指でつまんで数え、10になると1本の棒上のビーズへと置き換えられます。

いまでは公式な教具でなくてもAmazonなど通信販売で購入することができますから、便利ですね。

どうもビーズが小さくてうっかりお口に入ってしまうのでは?という心配もありますが、そこは見守る必要があり、それよりも先ずは指先の器用さを鍛えることを重要視していることが伺えます。

教具を使っている間は口を挟まず、自由に操作してもらいます。満足してお片付けをしてから、すべきでなかった点や、素晴らしい気付きなどをお話しをして、この教具でのお仕事は終了です。

さて、モンテッソーリはあくまでも個人へのアプローチ。協働での学びの場合、数の概念はどの様に育まれるのでしょうか。

同じ年頃の子ども達がお庭で遊んでいると、順番を守るために数をかぞえたり、おままごとで使うお皿とフォークの数をかぞえたりしています。

順番を守り、交代して欲しいときは早く数えることもあります。次は自分の番なので、多く遊びたいからという理由で本来なら10迄かぞえる所を100迄数えたりして、数の多い、少ない、長い、短いを学びます。

また、おままごとですと、お皿とフォークの数が合わない場合はいくつ合わないか、お皿を並べてそこへフォークを置いて自然と引き算の導入があります。

どちらが良い、良くない、という話しはできません。

これから夏が終わるころに本格的に幼稚園探しが始まると思いますが、教具を使う園であれば、教具に対して子どもが楽しんでいるかどうか。

(している場合は保育者が的確な教具と発展的な使い方の提案がなされている証拠です)

或いは、協働での遊びの中で学びも進行しているかを見極めることが1つの基準になるでしょう。子ども達は遊びの中でこそ、主体的に学ぶことがわかっていますから、学習の原点となる幼児期にこそ、適した遊びが出来る環境選びをしてください。


レッジョインスパイアのワークショップを企画しております。下ボタンからご覧ください。